2026年7月からの松井証券の投資信託の分配金コース変更が可能となった。
再投資→受取
受取→再投資
がいつでも変更可能となり投資の幅が広がった。
公式発表は↓
再投資額が合わない?分配金212,652円なのに、なぜ再投資額は196,252円?
ここで、疑問が生じた。
9月24日の分配金は212,652円だった。

ところが、実際に再投資された金額を取引履歴で確認すると、196,252円となっている。

「分配金をそのまま再投資するのなら、212,652円がそのまま買付に使われるのでは?」
最初はそう思った。
9月24日に150円の分配金
9月24日の分配金は、1万口あたり150円だった。
変更前の保有数量は14,176,826口なので、

14,176,826口 ÷ 10,000 × 150円
= 212,652円
となる。
実際に松井証券から届いた「分配金通知メール」でも、分配金合計は212,652円と表示されていた。
なぜ?
150円の内訳は「特別分配金93円+普通分配金57円」
分配前の個別元本は8,465円だった。
一方、分配落ち後の基準価額は8,372円。

その差は、
8,465円 − 8,372円 = 93円
である。
この93円は、元本の払い戻しにあたる**特別分配金(元本払戻金)**と考えられる。
そして、分配金は1万口あたり150円なので、
150円 − 93円 = 57円
となり、残りの57円が普通分配金となる。
つまり今回の分配金は、
| 1万口あたり | 内容 |
|---|---|
| 93円 | 特別分配金(非課税) |
| 57円 | 普通分配金(課税対象) |
| 150円 | 分配金合計 |
という構造になる。
なぜ再投資額は212,652円ではなく196,252円なのか?
分配金は212,652円なのに、実際の再投資額は196,252円だった。

差額は、
212,652円 − 196,252円
= 16,400円
である。
これは、課税対象となる普通分配金について税金が差し引かれたためと考えられる。
普通分配金:
14,176,826口 ÷ 10,000口 × 57円 = 約80,808円なので、これに20.315%の税金がかかると、約16,400円になる。
したがって、
212,652円(分配金総額)
− 約16,400円(税金)
≒ 196,252円(再投資額)
となる。
つまり、「再投資だから税金がかからない」のではない。
再投資の場合でも、普通分配金には課税される。一方、元本払戻金である特別分配金は非課税となる。
9月24日の分配金の内訳
| 内容 | 1万口あたり | 今回の実際の金額 |
|---|---|---|
| 特別分配金(非課税) | 93円 | 約131,844円 |
| 普通分配金(課税対象) | 57円 | 約80,808円 |
| 分配金合計 | 150円 | 212,652円 |
| 普通分配金に対する税金 | — | 約16,400円 |
| 実際の再投資額 | — | 196,252円 |
さらに9月24日には100万円を追加購入
実は、この日には分配金の再投資だけでなく、証券担保ローンで借入れた100万円分の追加購入も行っていた。

基準価額8,372円で100万円を購入すると、
約1,194,458口
になる。
一方、分配金の再投資では、
196,252円 ÷ 8,372円 × 10,000
= 234,415口
が追加された。
したがって、保有数量は、
14,176,826口
+234,415口(分配金再投資)
+約1,194,458口(100万円の追加購入)
=15,605,699口
となる。
これは現在の保有数量と完全に一致する。
今回の数字を追ってみると、証券会社の画面に表示された数字がすべてつながった。

まとめ
これまでS&P500やオルカンのような投資信託、つまり分配金がないタイプの投資信託で再投資を選んだ場合税金はかからないと認識していたが、
インベスコのような分配金を出すタイプでは普通分配金に課税されて、税引き後の金額を再投資に回すということが分かった。
今回、松井証券、インベスコ投資で分配金を再投資したときの挙動を見て疑問に思ったことをまとめてみた。
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