今月はアメリカのトランプ大統領の関税発言で市場が大幅に混乱しましたね。
今回は先週1週間のトランプ大統領の関税発言とそれに関わる市場の動向をまとめてみました。
また、おぢ家の売買状況や今後の方向性を書いていこうと思います。
2025年4月11日「最新情報」
※スマホやコンピュータ部品への関税は除外との発表があったのでこれは朗報ですね。


下記はHTSUSコード(米国輸入品分類コード)
- コンピューターおよび周辺機器(8471, 8473.30, 8486)
- 通信機器(8517.13.00, 8517.62.00, 8523.51.00, 8524)
- 映像・音響機器(8528.52.00)
- 電子部品(8541.10.00, 8541.21.00, 8541.29.00, 8541.30.00, 8541.49.xxなど)
- その他電子部品(8542)
さて、ここからが激動の1週間の振り返りです。
2025年4月2日「解放の日」
- 発言内容:「解放の日」として全輸入品に10%の関税を課す「対等関税」を発表
事の発端は2025年4月2日にトランプ大統領が相互関税と称して全輸入品に10%の基本関税を課すと発表したことに始まります。投資家たちの間で不安が広がりましたが、この時点ではまだ市場は平静を保っていたように感じます。
2025年4月4日
この日、中国が報復関税を発表したことで市場は急落。
ナスダックがー6%も急落してレバナス保有者としてはかなり痛めつけられた日でした。
ちなみに2020年3月以来の下落幅だそう。
日経も暴落したので最近お気に入りのオプティマスグループを500株ほど購入。配当利回りが6%弱、更に株式分割でお求めやすくなっているので2,000株まで育ってます。
収支はもちろんマイナス。

2025年4月5日「関税発行」
- 発言内容:10%の基本関税がすべての輸入品に適用されることを正式に発表
2025年4月7日「中国への追加関税」
- 発言内容:中国の報復関税を受け、中国製品の関税率を104%まで引き上げることを発表
個人的に令和のブラックマンデーでしたね。
日経はマイナス2,644円
中国の報復関税を受け、トランプ大統領が関税をさらに上げると発言したことにより、日経は大暴落。1年半ぶりの安値となり、幅広い銘柄がマイナスに。
2025年4月8日
一方、大暴落の次の日は大暴騰とジェットコースターのような相場です。
前日に売られすぎたため、幅広い銘柄で買いが入ったようですね。
日経はプラス1,876円
おぢ家としては少し現金比率を高めようとSP500のETFを売却。少額ですがコロナ禍で買ったものが約ダブルバガーで売却出来たのは良しとします。
今回のような下落の時に、少しずつ買っていくのが正解の一つだと思います。


2025年4月9日
8日のアメリカ市場は出始め猛反発して安心して寝たものの、朝起きてびっくりのマイナス着地。
これにはトランプ大統領が中国への報復関税をさらに104%追加するとの発表があったため投売りが起こったそうな。
日経も昨日の急上昇を打ち消すような下落で見事なジェットコースター相場。
マイナス1,298円
2025年4月10日「関税政策の一部緩和」
- 発言内容:中国以外の国々に対する関税を90日間停止
はい、またまたここでトランプ大統領のお発言。
中国以外の国々の関税を90日間停止すると発表したおかげで大暴騰。
ナスダックは前日比12%と2001年以来の上げ幅でアメリカ市場で2番目の上昇幅。
日経も大暴騰して前日比+2,894円のこちらも歴史上2番目の上げ幅だったそう。
ここでさらに現金比率を高めるために比較的傷の浅い銘柄を損切り。
スタジオアリスは写真撮影券、OCHIホールディングスは2,000円のQUOカードの優待目的で保有しておりましたが、3月末で権利が確定したので売却。

2025年4月11日「関税の最終調整」
- 発言内容:中国製品への125%の関税を施行。75以上の国が報復せずに交渉を求めている。(すでに20%の関税発動済みのため最終的に145%)
この日は中国が報復の報復で関税をさらにあげると発表があり、アメリカ市場は下落。
日経はマイナス1,023円
毎日1,000円単位で上下するので慣れてきましたね。
下落してる中、LAホールディングスが大幅に上げておりましたので売却。昨年8月の暴落時に仕込んでいたものが実りました。

まとめ
トランプ大統領の関税発言によって世界中の投資家が振り回された1週間でした。
結局2025年4月12日時点で
- アメリカの関税: 中国からの輸入品に対して、145%の関税
- 中国の関税: アメリカからの輸入品に対して、125%の関税
壮絶な報復合戦。ほんとに勘弁して欲しいですね。
90日間の関税発動まで猶予が出来たといっても、まだまた波乱な相場が続くと思いますので、おぢ家では現金比率を高めております。
更なる深堀りがあった時には積極的に買い進みたいです!
ああ、もちろん今年買ったNISAや毎月分配型投信は全てマイナスですよ。ハハハ。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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